カキトメモ

先日の連休初日、展覧会に行ってきました。

「舟越桂　夏の邸宅」

不思議な魅力を持つ舟越さんの人物彫刻は
以前から好きで良く展覧会にも足を運んでいましたが、
今回はその作品が東京都庭園美術館に並ぶとのことで
これは観に行かねば！と思っていたのです。

もし庭園美術館に行ったことがない方がいましたら
ぜひ一度訪れてみて下さい。
入り口から各部屋それぞれに至るまで
少しずつ異なった装飾に溢れ、
行く度に新たな発見あり、わたしの好きな建物の一つです。
予習として「アール・デコの館」ちくま文庫
(写真：増田彰久さん・文：藤森照信さん）に
目を通しておくとより楽しめるかもしれません。

さて、展覧会は予想以上に作品と空間との相性が素晴らしく
建物の中全体が一つの世界となり、
そのなかを漂うように観て歩く時間は
日常とは全く別のところにいる感覚でした。
展覧会は9月23日(火・祝)まで。興味のあるかたはどうぞ。

この展覧会に行くにあたって
せっかく出かけることだしと自転車で向かってみました。
お天気も良く風も心地よかったのですが、
着いてしばらくは入り口のソファーで動けなかったあたり、
まだまだ修行が足りないと実感したわたしも
本日で35歳であります。ハイ。